”僕は大人になったら電車の乗務員になりたい。”と言ったのは四歳の弟の口癖だった。彼は電車が大好きだった。
 夏休みにお父さんの実家へ行く時にあったことだった。この日、おばさんは私と弟に隣の市であるプールへ連れて行くが弟は電車で行きたいから電車を乗ることにした。
 駅でおばさんは大人一枚とことも一枚のチケットを買った。
 改札口に向かってたときに弟は私の前にいった。
 乗務員に切符を渡した瞬間、急に弟もパケットから切符を出して乗務員に渡した。私は”え?どうして?”と驚いた。弟はまだ幼児園生徒なので切符を必要はないし彼も持ってるはずがないのに。おばさんは二枚しか買わないんじゃない?
 私は弟の切符を見てある事を気づいた。あれは昔お母さんが弟に買ってあげたおもちゃ切符セットの中の一枚だった。またこんなことをしたら怒られるかもしれないからついに恥ずかしいと思った。駅員は印章を押しながら微笑んでそう答えた”はい、切符をお返しです。”
 ”ありがとうございます”と弟は楽しそうな顔で大きい声で返事しながら切符をパケットに入れた。
 ほっといたと当時に、心が温かく二なってきた。本来は駅員さんが怒るはずなのに怒らなかった。
 電車を乗って自分の切符を見ながらとてもうれしいと思って私も心から感激しつづきていた。駅員さんの思いやりに対して幸せを感じられるから。この日、誰と合っても気分がよくてずっと微笑んでいた。
 駅員さんのおかけで思いやりを感じ、まるで魔法みたいなものだった。人はそんなにやさしくなれるのは初めて気付いた。
 ”大人になったら駅員(改札員)になりたい。”弟は帰り電車でそうだと言った。

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