進階日語聽力練習:ニュース11=原稿
日本百貨店協会によりますと、1月の全国の百貨店の売り上げ高(だか)は5400億円余(あま)りで、1年前に比べて1.1パーセント(%)減少しました。前年の実績を下回(したまわ)るのは3か月連続です。記録的な大雪の影響で、北日本では、札幌(さっぽろ)がマイナス(-)5.5パーセント(%)、仙台(せんだい)がマイナス(-)4.8パーセント(%)と大きく落ち込んだほか、降雪量が多かった鳥取(とっとり)県などの中国地区も3.2パーセント(%)の減少と振(ふ)るいませんでした。ただ、雪が降らなかった東京では、福袋(ふくぶくろ)や初売(はつう)りセールが好調で、1.4パーセント(%)の増加となったこともあり、日本百貨店協会では、消費意欲には改善が見られると分析(ぶんせき)しています。
進階日語聽力練習:ニュース12=原稿
日本チェーンストア協会によりますと、全国のスーパー、去年1年間の売り上げ高は12兆3556億円で、前の年を2.6パーセント(%)下回りました。消費(しょうひ)税率(ぜいりつ)が引(ひ)き上(あ)げられた1997年以降14年連続の前年(ぜんねん)割(わ)れとなっています。売り上げの中心となる食料品や衣料品がそれぞれ前の年を下回るなど、消費者の節約(せつやく)志向(しこう)が続いていることが響(ひび)きました。また、ユニクロやヤマダ電機など専門店が台頭(たいとう)していることも売り上げ低下に影響(えいきょう)しているものと見られます。